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雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■寄り過ぎては居ませんか
好悪の、
其の情動を。
好悪の其の対象へと、
重ね、
例える事は。
自身の好悪を、
想いの先と共有する行為に、
資するのだろうか。
自身の好悪を、
強化する為の術だろうか。
自身の支柱や、
自身の想いの先を。
何処かに、
重ね逢わせる事で。
人は、
強く居られるかも知れないけれど。
「海って小坊主みたい・・・。」
あの子は、
俺をそう称する。
主従を入れ替えて迄。
其処に、
価値を委ねる程だろうか。
こんな、
汚れ澱んだ海に、
綺麗な想いを重ねて了うのは。
きっと。
危うい事だ。
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10月09日(日)
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