ID:27426
雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■届かぬ距離も護れませんか
強く、
強く、
想いを縒り逢わせた、
其の結果。



確固足る繋がりを、
築き。

其れが、
物理的距離を超越する事も、
在るのだけれど。







其の想いには因らぬ、
物理的蹂躙に。

如何に、
抗するべきだろうか。














何れ程、
強固な芯を抱こうとも。

為す術が、
無い。


届く距離に在る筈の、
届かぬ距離に。

苦悶する。






























暗闇で。

息を殺して過ごす毎日から、
逃げて一月。





















 「不動産屋さんに行って来て話ししてくるね。」
 「元のマンションに戻ろうと思ってるから。」

 「近付かない方が良いんじゃないのか?」
 「せめて友達に様子見てもらう程度にしなよ。」

 「そうかな。」
 「諦めてない?」

 「其の位なら諦めるならとっくに去ってるだろ。」
 「常識通じないんだから。」























物理的に、
あの子の楯には、
為れぬ刻に。

出来る事は、
もう無いのかな。






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08月30日(火)
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