ID:27426
雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■照らせる深さでしょうか
過去は、
現在を構成する一要素で。

其の、
土台を為す物だから。



時に人は。

其の過去を、
互いに持ち逢わせるのだけれど。










自身の一部分を、
相手と、
相互に共有する事は。


互いの繋がりを増す、
其の一方で。

制約をも増加させるから。




其の、
過去の共有は。

一種の賭けでも在る。


















此の過去は。

果たして、
何方に向かうだろうか。























十年を経て、
やっと。


 「小坊主に知っておいて欲しい事があるの。」


あの子が、
核の闇を吐き出し。















其の刃先を。

朧気に掴んで居たに過ぎない、
幾つかの破片で、
砥いで。



仰向けに、
曝け出す様にした腹で。

受けた。





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References
 Jul.04 2011, 「どの辺りがらしい形でしょうか」
 Aug.02 2004, 「挑発の応えに成り得る質でしたか」
 Dec.08 2001, 「気になり始めているのですか」






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07月21日(木)
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