ID:27426
雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■最内に触れた証拠でしょうか
其の周囲には。

少なくとも、
幾層かの殻が備え在るから。


其の、
核の想いの、
一部分ですらも。

此の手に感知する事は、
簡単では無い。




其れ故に。




少しずつ、
少しずつ、
想いを紡いでは。

其の殻を、
一枚、
一枚、
脱がせて。



最内層に、
想いを穿った心算なのに。











届いたと想った、
其の、
更に内側から。

未だ、
想いが噴き出して来る。
























恐らくは、
殆ど最外層にしか触れて居なかった、
此れ迄を。

嘲笑うかの様に。




記憶とは、
振る舞いとは、
懸離れた。

あの子の、
芯が診得て出た。


























 「今日のチケットは貼って保存して置くの。」
 「専用のノートにね。」



そんな風に、
純粋に、
雄を想う人だったんだね。

あの子は。





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References
 Jun.02 2011, 「過去の真が垣間見えますか」






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06月20日(月)
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