ID:27426
雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■変わらぬ価値が在るのでしょうか
変わる事無く、
其処に在り続ける、
絶対値に。
例え、
変化が無くとも。
周囲の環境から、
加わる、
可変値の存在が。
恰も、
其れが変化して終ったかの様に、
感知させるから。
時に惑い、
失い、
見誤るのだけれど。
互いが、
其の普遍量に注視し、
居るだけで。
其の価値は、
在り続けるのだろうか。
其れとも。
環境に、
埋もれて終わぬ様に。
強度を増幅する必要が、
在るのだろうか。
「あのな。」
「何の為に此の時期に逢ったんだろうって。」
「逢う事が贈り物でしょ?」
「随分進歩したじゃない。」
「そうかなぁ。」
「でも普通忘れねぇだろ?」
「小坊主の誕生日なんて。」
「言葉すら無かったのよ?」
「そっか。」
「似た様な物か。」
此れ迄と、
何ら変わる事無く。
今年も、
贈られた言の葉に。
此れ迄と、
何ら変わる事無く。
唯、
言の葉を贈っただけの、
俺に。
「誕生日おめでとう。」
「御免な。」
「有難う。」
「今年も続いたね。」
あの子は、
想いを添えてくれた。
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References
Jan.30 2011, 「噛み逢わぬ故の想いでしょうか」
Jun.21 2010, 「真偽に未だ意味が在るでしょうか」
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06月21日(火)
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