ID:27426
雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■千切れた芯は結い直せますか
時を刻む事は、
決して、
進歩と同義では無くて。
時を進める事は、
飽く迄、
変化と同義に過ぎない。
其の変化が、
進化や深化に値するか、
或いは否かは。
互いの想いの在り処で、
きっと、
差配されるのだろう。
針の進んだ、
九年。
其の、
如何程に。
向き逢う想いが在ったか、
知り様も無いけれど。
針を刻んだ、
九年。
少なくとも、
其の大部分に。
自身の紡ぎ行く想いは、
在り続けて来た。
途切れた何かが、
再び、
産まれる事が。
在るのだろうか。
「一生の不覚だよ。」
姫が、
そう口にする様に成ってから。
もう、
何年も過ぎて居るけれど。
今年の、
記念の葡萄酒に。
俺は。
呑めないでは無く、
初めて、
呑まない意思を添えた。
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References
Dec.07 2010, 「一つの幹に為り損ねましたか」
Jun.19 2010, 「葡萄酒も後ろを向くのでしょうか」
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06月19日(日)
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