ID:27426
雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■其の身体の因は何処ですか
何度と無く擦れ違い、
幾度と無く行き違い。
其れでも尚、
細く、
細く、
紡がれて来た流れは。
途切れる事無く。
其処に在り続けた様に、
映るけれど。
其の処々には。
絶縁され繋がらぬ瞬時値が、
存在するのだ。
気付かぬ振りをして居るだけで。
杜に来た、
最初の数年も。
其の後に続く、
都に上った数年も。
西都から届いて居た、
数年間の、
其の電信も。
或る程度の断片を、
聞き齧り、
掻き集めて在るのだけれど。
首都と、
西都と、
其の僅かな間隙に。
幾年かの、
埋まらぬ空白が穿たれて居るのだ。
案外はっきりと。
「今日は血液検査。」
「結果はご想像にお任せします。」
「小坊主だったら。」
「想像は出来るでしょ?」
相変わらず、
挑発を振り翳し。
途方も無く先の応えを、
あの子は、
希う。
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References
Aug.02 2004, 「挑発の応えに成り得る質でしたか」
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05月04日(水)
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