ID:27426
雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■口に出しても良いですか
緩流の中、
一つ、
一つ、
次へ繋ぎ紡ぐ事で、
初めて。

機の熟れる想いも在れば。



其の刹那に於いて、
全てを、
完結せねば。

機を失い、
途絶える流れも在る。







其の時場を、
何れ程の刻み幅で進めるか。

其の拍子は、
固定値では無いのだけれど。



















何かに、
急かされたかの様に。




僅かに噛み逢わぬ刻の、
其の薄壁へ。

双方から、
一つ、
孔を穿つ。


























 「ずっと不眠だったのに。」
 「ぐっすり眠れたの。」


 「良かったじゃん。」


 「私。」
 「こんなに小坊主の事好きだったんだなぁって。」


 「気付くの遅ぇよ。」


 「お互い様でしょ?」


























其の重みを、
十二分に、
咀嚼し尽くして。



 「俺は好きだよ。」

 「私も好きだよ。」



到頭、
軽口では無い言の葉が。

あの子と間に、
飛び交った。





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References
 Jan.30 2011, 「噛み逢わぬ故の想いでしょうか」
 Dec.08 2001, 「気になり始めているのですか」






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04月17日(日)
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