ID:27426
雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■浮かんだ命が真実でしょうか
真っ先に浮かんだ、
其の存在は。


果たして、
想いの近さ反映するのだろうか。

其れとも、
距離の近さを反映したのだろうか。

或いは、
機能的に重要な存在に過ぎないのか。








倒れる棚を、
歪む床を、
割れる窓を、
崩れる壁を、
目の当たりにしながら。

抗う事も、
逃れる事も出来ず、
揺れに蹂躙されるが儘の、
自身の脳裏が。



自身の命より先に、
愛しい、
別の命を想う。





其れは。

極自然な事かも知れないけれど。
























娘では無く、
姫の命を、
第一に護りたいと。

俺は、
そう願ったのだろうか。



姫が無事なら、
娘も無事逃げたで在ろうと。

唯、
そう想っただけなのか。










連絡すら付かぬ儘で、
罅割れた道を急ぎ歩きながら。

真っ先に浮かんだ姫の意味を、
自問自答した。






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>> postscript

おかげさまで無事に過ごしています。元気です。
やるべきことがまだまだ多いので、取り急ぎの連絡まで。

小坊主
03月11日(金)
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