ID:27426
雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■卵も鶏も無くなったのでしょうか
想いが接触を産むのだろうか。
其れとも、
交わりが想いを放つのだろうか。
時に一方を補完し、
時に両輪と為り。
絆を縒り逢わせ行く筈だけれど。
飽く迄。
其の機能は、
互いの針路が一致する時に、
限られる。
互いが、
互いを、
妨げるよう。
其の針路が、
対称位置を指し示す時。
増そうと、
緩めようと、
合わせようと。
互いは、
永遠に平行線なのだ。
「ねぇ姫。」
「一緒に流星群見ない?」
「嫌だよ。」
「なんで小坊主と?」
不要なのかな。
距離を、
詰める工夫も。
距離を、
離さぬ工夫も。
ほんの少し手を伸ばせば届く程、
直ぐ傍の窓辺に。
在る筈なのにね。
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10月19日(月)
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