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雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■父とは如何に在るべきでしょうか
解は無数に在って。
解法も唯一では無くて。
其の一つ一つを、
手探りで、
手繰り寄せて。
初めて、
其の可否を論じられるのだ。
其れ故に。
例え、
同一で無くとも。
類似した試行の歴史を、
紐解いては。
基準値を欲して了う。
狭間で。
姫。
息子。
元旦那。
其の相手。
其の相手の子。
義父。
義母。
娘。
そして俺。
幾つもの一生が揺れ動く、
其の狭間で。
父でも、
ましてや義父でも無い、
俺に。
総てを宿す力など無い、
俺に。
父性の基準値すら附与されぬ事を、
嘆き掛ける。
違うよね。
其処で、
父を想う事は構わないけれど。
父の不在を想うのは、
誤りだ。
皆、
歩を進め行く中で。
確固たる自身の礎を、
其の身に、
宿し恵まれる刻など。
きっと。
極々、
稀な事なのだから。
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References
Jun.07 2009, 「踏み込むべき時でしょうか」
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10月23日(金)
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