ID:27426
雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■委ねぬ信頼は在るのでしょうか
自身の、
信を委ねる事と。
自身が、
依存する事。
其の両者には、
厳然たる差異が在るのだろうか。
其れとも、
程度の差に過ぎないのだろうか。
個の範囲の一部を、
他に預け差配させる事が。
依存だと言うのなら。
個と個とが縒り逢わせた想いで、
新たに創り上げられた、
其の対象が。
個の範疇に連なった時点で。
其れは、
依存に他ならない。
けれども。
新たに創り上げられた、
其の対象は。
個との関わり無しには、
存在し得ないのだ。
強く。
強く。
個の能力を意識する余り。
「信頼してないのは小坊主の方だよね。」
「小坊主のこと信頼してるんだよ。」
「ちょびっとだけれどね。」
姫へ委ねる信が、
目減りする。
信の意味する境目は。
依存に属さぬ頼は。
果たして、
何処に在るのかな。
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03月25日(水)
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