ID:27426
雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■馬鹿げた意地は捨てられませんか
印して来た自身の足跡を。

一つ、
一つ、
正確に見つめる事は。


簡単そうで難しい。





此れ迄に、
刻んで歩んだ自身の想いは。

或る程度、
顧みる事が出来るけれど。


此れ迄に、
自身が放った想いの、
其の先は。

飽く迄、
推定しか出来ぬから。


















其れ故に。


少なくとも、
傍らで想いを縒り逢わせ続ける事が。

互いの想いを探り盗る為の、
必要条件で。




今を捨て、
紡ぎを止めた二人の間に。

高精度で今を視る力など、
備わる筈も無い。




















 「便りのないのは元気な証拠ですか?」


水路の街から、
ふと、
便りが届く。















違うよ。




あの日の行為を、
其の儘、
鸚鵡返しして居るだけなんだよ。

きっと。





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References
 Oct.10 2008, 「不安は其処だけの物ですか」






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04月11日(土)
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