ID:27426
雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■気には掛からぬ物でしょうか
個々の、
性格だろうか。
其れとも、
性差だろうか。
既に手を離れたと言う、
自負故か。
或いは、
少し過剰に意識を有する故か。
果たして。
其れが、
何を意味するのか。
解を求める必要など、
無いのだけれど。
何故か。
大切な物を、
置き忘れて来た様な想いに、
囚われて終う。
「姫!」
「息子無事か?」
「え?」
「電話しろ。」
「今すぐ!」
「何でよ・・・」
「テレビ見てみろ!」
「火事だって!」
「わ。」
「本当だ。」
姫と、
姫の息子と。
嘗て居た、
其の見覚えの在る景色に。
先に応じたのは、
俺だった。
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References
Mar.19 2005, 「想う相手は離れたのでしょうか」
Apr.09 2005, 「憂鬱を緩めて行けるでしょうか」
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03月29日(土)
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