ID:27426
雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
[165070hit]

■春を呼ぶ蝋燭でしょうか
想いを積み重ね。

節目を、
刻み行く時。


其の節目を、
節目に、
重ね逢わせる事は。

然して、
奇異な事では無いのだけれど。




一つ、
一つ、
其の節目をなぞる時。



其の、
節目の組み逢わせは。

或いは、
少し奇異な部類に位置するのかも知れぬと、
気付かされた。












二つの、
炎を吹き消し。

手製の甘味に、
舌鼓を打ち。


邪を追い、
春を迎え。

二つの福を喰らい。





一年の内で、
一番賑やかだけれど。

毎年、
毎年、
一番忙しなく過ごす一日に成るのだと。


覚悟する。



















 「やっぱりちょっと忙しいよね。」

 「腹も一杯だ。」

 「もう食べないの?」

 「姫は喰えんの?」

 「うーん。」




普段の食事に加えられた、
洋菓子と、
歳の数だけ数えた豆は。


俺にも、
姫にも。

目一杯なんだろうな。





----------
References
 Feb.03 2007, 「炎なら覚えて居るでしょうか」
 Feb.03 2006, 「ほのかに春が薫りますか」






↑Enpituの投票ボタン(おまけ情報付)
02月03日(日)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ

[4]エンピツに戻る