ID:27426
雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■絆の証足り得ませんか
深く、
深く、
互いを想い。
丁寧に、
丁寧に、
互いを観る事で。
交互に、
或いは同時に。
両の輪が連動し、
互いを、
進め行くのだから。
其れは。
互いの波調を、
巧みに同期させて居る。
其の証拠に、
他ならないのだけれど。
一方で。
今、
互いが欲して已まぬ要素とは。
飽く迄、
何の脈絡も持たぬのだ。
共に在る事を、
拒絶するかの様に。
「嫌だなぁ。」
姫は、
そう呟く。
「熱在るの?」
「鼻水も。」
「俺は咳もだよ。」
「小坊主も?」
娘の、
数日前の姿は。
綺麗に。
俺と、
姫とへ、
移し捕られた。
互いの連関が、
如何に、
堅固で在るか。
誇示するかの様に。
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01月24日(木)
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