ID:27426
雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
[165075hit]
■記憶に刻み付ける為の手でしょうか
流行病の様に。
一瞬の、
けれども、
自身に甚大な影響を与える、
出来事を。
果たして、
幾つ刻んで残せるのか。
例え、
語り継ぎ続けたとしても。
殆ど、
跡形も無くなって終うのだけれど。
其れ故に。
殊更、
其の一瞬一瞬が、
価値在る物の様に想えるのだろうか。
確かに。
一瞬を忘れさせぬ為の、
娘の、
戦術かも知れないと。
姫と、
二人、
呆れ顔を綻ばせる。
「おかわりくいたい(ください)。」
「おにくたびゆぅ(たべる)。」
際限なく食べ続ける、
娘の胃袋に。
呆れ返る間も無く。
「どんだけぇ!」
「おっぱっぴぃ♪」
示指を立て。
片脚を挙げ。
娘は、
強引に自身を正当化した。
↑Enpituの投票ボタン(おまけ情報付)
12月21日(金)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ
[4]エンピツに戻る