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雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■恋の一種でしょうか
其れは。
個と個の間に、
一つ、
一つ、
言の葉を植え付けて。
互いを、
縒り逢わせる行為に他ならない。
其れ故に。
波と、
波が、
其の周期を重ね。
想いが大きく飛躍するかの様な、
錯覚に、
陥るのだろうか。
単が、
複に成り。
複が、
意味を宿し。
そして、
他に呼応し始め。
想いは、
恋に変わるのかも知れない。
毎晩の、
唯帰途を知らせる筈の、
電話は。
飽く迄、
此方が発信源なのに。
「もしもし?」
「ぱぱ。」
「うん。」
「お風呂入る。」
「ばいばい!」
受け手では無く、
贈り手の此方が。
何故か、
其れを待ち遠しく感じるのだ。
此れも、
恋の一種なのかな。
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12月27日(木)
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