ID:27426
雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■想いは消し行く為に在るのでしょうか
例え僅かでも。

其の差分が、
正に、
在り続ける限り。


人は、
前へ進めるのだけれど。




其の差分は。


自身に在る期待値の増幅を、
誘発し。

慣習と、
傲慢と、
不満を、
其処に植え付け。



そして、
最期には。


自らをも喰らい蝕み。

負の差分へと、
自身を誘導し行く。







其れ故に。






自身に提供される、
其の想いは。

何時しか、
期待値を下回り。



贈られる、
自身を駆動する筈の想いは。

何時しか、
自身を減退させる力を、
獲得して了うのだ。















 「何?」

 「何でも無い。」

 「小坊主と何回目の年越し?」

 「六回目か?」

 「良く保ったよねぇ。」



此の一年を振り返り。

ふと、
姫の顔を伺いながら。


鎹を介さぬ、
互いの、
想いの在処を。

想い、
模索する。

















少しずつの、
正方向への変化を、
積み続けて。

互いが、
行き着く先は。



如何なる過程を、
経たとしても。

想いが、
消え失せた場所なのかも知れないね。






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12月17日(月)
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