ID:27426
雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■想いに理由は不要でしょうか
例え、
同じ行為に面して、
互いに、
想いを馳せて居たとしても。

決して、
同義の想いを、
放ち在る訳では無い。





方や、
互いの築き積み上げた日々の、
記録集として。

其の日を、
想い。


方や、
互いの想いを検証する、
切っ掛けとして。

其の日を、
想うのかも知れない。


















 「今夜。」
 「葡萄酒でも呑む?」

 「ありがと。」
 「でも体調悪いからまたにできる?」

 「姫・・・。」
 「今日は何の日か分かる?」

 「あっ。」














俺が、
刻印足る日を気に掛けるのは。


飽く迄。

歩んだ途の、
確認作業に過ぎず。




姫が、
刻印足る日付を覚えぬのは。

想い逢う作業が、
日々には、
無いからだよね。













きっと。






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12月07日(金)
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