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雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■選ばれた色には誰が映りますか
一つ、
一つ、
想いを込めて。
此の手に招き入れた、
小瓶が。
其の、
時期に応じて。
想いの儘に、
煌めくのなら。
其の煌めきに。
濁りや、
澱みの、
在らぬ事こそ。
真に、
希うべき事なのだけれど。
其の、
清き光彩の指し示す、
暗示と。
末に、
自身が在るか否か、
其の確証とは。
飽く迄、
別の尺度に過ぎないのだ。
其れ故に。
「私の選んだ未来は。」
「私の色に近くてしかも透き通った色なんだって。」
「そっか。」
姫の選択の、
其の、
検証に連なり。
「そっか。」
「だから。」
「このまま進んで良いみたいだよ。」
姫の、
継続の意が加わり在る事へ、
目を光らせて終う。
何時もの様に。
「でも未来に男の影は見えないんだって。」
「どうしよう・・・。」
良かったの一言は、
決して、
無いのだけれど。
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12月02日(日)
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