ID:27426
雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■宿り木に足るでしょうか
自身の進む途途に、
示標が、
添えられる事を。
時として、
望むのだけれど。
其の示標を穿った、
先人は。
飽く迄、
確かなる唯一の途を歩んだ訳では無いのだ。
其処には、
数多の途が在り。
其処には、
数多の応えが在る。
「私にとって。」
「小坊主は。」
坂の街の人は。
俺を、
雨の木と名付けられた其の木に、
重ね称するけれど。
違うよ。
此の大樹は。
風が吹けば、
梳き鋏で手を入れた様に、
疎らな葉々を曝し。
寄り掛かれば、
芯を抜かれたかの様に、
間隙だらけの幹を露呈する。
そんな幹なのにね。
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References
Nov.17 2007, 「嫌いより無い方が増しでしょうか」
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11月28日(水)
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