ID:27426
雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■少しは興味を惹けるでしょうか
例外的に。

一方の嗜好が、
他方に浸潤する事も、
在るのだけれど。



一方の嗜好は。


飽く迄、
一方の域を越えずに。

他方に何の関心も呼ばぬ事が、
多いだろうか。







其れ故に。





其の、
一方の想いにしか応ずる事の無い、
事象を。


他方へ、
放ち。

或いは、
拒絶して。



互いに。

其の境目を、
深く掘り進んで終う事が、
在るのだけれど。














其処に、
一つの工夫を加えるだけで。


其の境目など。

一瞬の内に埋めて了う事が、
可能なのかも知れない。

















毎年、
葡萄酒の解禁日には。

必ず試飲の梯子をすると言う、
自身の嗜好に。


姫は一つ、
巧みな仕掛けを用意する。










 「黒猫のワイン。」
 「無かったから買って来られなかったぁ。」











そうね。


其の一言で。

今日が互いの嗜好の範疇に、
入るんだね。





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References
 Nov.17 2006, 「久々の地下街を愉しめるでしょうか」
 Nov.19 2004, 「理解の進んだ証拠でしょうか」
 Jun.19 2005, 「時のみが知る応えでしょうか」






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11月15日(木)
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