ID:27426
雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■約束の華は離れ離れでしょうか
其の過程に、
芯を据えて居るのだろうか。


其れ故に。


其の華を、
三者が、
眼に焼かずとも。

既に、
自身の想いは満たされて居るのかも知れない。





けれども。




其れは。

同時に、
或る種の想いの消失をも、
証して終うのだ。
















姫は。

約束の華に、
夢中で携帯を向け。



娘は。

華になど興味が無いとばかりに、
歩き回り。



そして、
俺は。

娘を目で追い、
華など観ては居なかった。

















初めの、
数発の轟音に、
驚き。

一瞬、
泣き顔を魅せながらも。


直ぐ様、
光点に目を向け、
不思議そうに眺めた筈の娘は。



本当は、
何を観て居たのだろうか。










今年の約束の華は。


我が家からの、
全く同じ場所からの。

別々の華だった。





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References
 Aug.06 2006, 「約束の華は待てば届くのですか」






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08月05日(日)
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