ID:27426
雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■想いの味は如何でしょうか
勝手に、
自身の内側から生じた像で。

其処に、
外界からの刺激など、
存在しない。




其れ故に。


念じた想いが届いた、
其の結果、
生じた出力では無くて。


飽く迄。

偶々、
其の刻に脳裏に造創られた出力に、
過ぎないのだ。









其れでも。






其の偶然は、
印象深き事柄として、
刷り込まれ。


偽薬の様に。

互いの想いを、
記憶へ、
刻み込んで行くのだろうか。








現実には。

何の報酬も、
附与されぬのに。




















 「桃好きだったよね。」
 「小坊主に食べさせたいと想って買って来たの。」

 「丁度食べたいと想ってたよ。」
 「伝わるんだねぇ。」













坂の街の人は。

俺を想い、
初物の桃を味わい始めた。





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References
 Jul.09 2007, 「想えば現実に届くでしょうか」






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07月11日(水)
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