ID:27426
雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■飛び交う想いは懺悔でしょうか
其の一点一点に、
注視出来ぬ状況下で在る事など。

重々承知の上で、
其処へ、
誘ったのだから。




例え一瞬でも、
其の、
姿を捕らえ。

互いを想えたのならば。


其れで、
十分なのだ。








けれども。






其の、
視線の一端は。

一瞬たりとも、
直接、
其の光へとは向かわず。




其の間に。

必ず、
幼気な姿を介在させて終う。













一昨年以来の。

増した暗闇の中に、
点々と放たれ始める淡い光に。



 「ほら見える?」
 「蛍だよ〜。」



姫は。

唯、
娘の事ばかりを想い続けた。


















そうだね。










一昨年、
姫と観た蛍は。




宿した命を諦める。

宿した命を絶つ。


揺れながらも、
一度、
結論を下した後の、
光だった。





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References
 Jun.21 2005, 「本心は望まぬ出来事なのですか」
 Jul.11 2005, 「第一希望は離別でしょうか」






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06月23日(土)
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