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雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■総てを見た気に成ってませんか
文字は。
互いの想いを、
凝縮して、
其処に宿すのだと。
時に、
勘違いして終うけれど。
如何に、
純度を高められた後に、
伝達されようとも。
其れは、
一側面からのみ放たれた情報に、
他ならないのだ。
本来は。
純度を高められた、
更には、
複数の想いを受容して。
初めて、
確度の高い想いとして、
成立するのであって。
飽く迄。
一側面の、
其の全容を補う為に。
一方的な視線からのみで、
加えられ、
補完され行く情報の、
其の精度は。
確実に、
失われ行く。
自身の解釈のみで構築する、
其の世界観が。
其の実、
殆ど世界など描いて居ないと。
幾度も、
幾度も、
気付かされて来たから。
一度、
此の瞳に映したとしても。
少しも、
安堵出来ないのだろうか。
「まだ一度も逢ってないのに。」
「こんなに気持ちが進んで良いのかな・・・。」
坂の街の人は、
そう口にしたけれど。
一度逢った、
其の後の文字程に。
難しい想いは、
無いと想うんだよ。
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References
Mar.14 2007, 「尻尾が見えて居たのでしょうか」
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03月15日(木)
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