ID:27426
雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■尻尾が見えて居たのでしょうか
複数の、
多岐に渡る情報を、
縒り合わせ。

統合された、
高度な情報を得る。


其の為に要する、
機能を、
十分与えられて居る筈なのに。





極乏しい情報に。

鋭く、
目を光らせる方が。


より深い意識を取り出す事が、
可能なのだろうか。








其れとも。




僅かな情報へ、
色を加える為に張られた、
其の網に。

俺が、
掛かっただけなのだろうか。












 「去年一年間は。」
 「少し変だったよね。」


坂の街の人が、
何気なく零した一言に。



 「変だった?」

 「うん。」


目を瞠る。















一つ、
一つ、
積み重ね在る筈の、
毎日の中で。

僅かに、
積み進めずに在った想い。




そんなに。

簡単に、
拾えて終う者なのかな。





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References
 Feb.28 2007, 「何時か俺も消えるのでしょうか」
 Mar.10 2007, 「不要の起点だったのでしょうか」






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03月14日(水)
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