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雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■蓼も喰らう気でしょうか
確かに。
其処には、
個人差が存在して。
決して。
個々の是とする領域は、
画一的な基準では無いのだけれど。
果たして。
未成熟な要素で構成される、
存在にも。
其れが、
適用されるのだろうか。
寧ろ。
何方かと問えば、
画一に近接した基準で。
純粋に、
旨味成分だけを選択し。
他の香味を、
排除するのでは無いのだろうか。
此の、
蓼を食う虫は。
如何に掛け合わせた結果、
成されたのか。
浮かぶ疑問符の、
其の先は。
何度も、
漂い、
彷徨った。
「御浸しだよ?」
「此れ食べるの?」
白米や豆腐や肉を避け。
つぼみ菜を、
大喜びで頬張る娘の口に。
半ば、
呆れ顔で。
箸先を、
運びながら。
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References
Mar.05 2007, 「誰の真似の心算でしょうか」
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03月12日(月)
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