ID:27426
雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■不要の起点だったのでしょうか
人は時に、
起点を、
或いは終点を、
定めて了う物だけれど。


記した区切りは。

飽く迄、
意識下に記された、
相対点に過ぎないのだ。




一筋の流れは、
絶え間無く存在し。

其処に、
身を委ねて居るだけなのだから。









其れ故に。







初めて逢った、
其の日を。

互いの、
初めの水準点に、
据えて終い勝ちだけれど。




其の、
幾つかの中には。


其の日を、
一つの、
終わりの刹那として捉えるべき刻も、
在るのかも知れない。


















始まりの、
記念の日だと勘違いして居ただけで。

其れは、
卒業式だったのか。


其処で、
始めるのでは無く。

共に、
跳ぶべき時だったのか。













想いを、
委ねる事無く。

或いは、
委ねられる事無く。


個で経つ想いを、
僅かでも、
秘めて居れば。




もう少し、
増しに。

丘の上の人を、
想えた気がするのだ。





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References
 Apr.20 2006, 「新芽は真芽なのでしょうか」
 Mar.10 2006, 「一歩目は何処に在るのでしょうか」






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03月10日(土)
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