ID:27426
雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
[165088hit]
■想いが枯渇しないでしょうか
目的に、
忠実に在るのだから。
非難に値する振る舞いでは、
決して、
無いのだ。
此れ迄の、
僅かに早めた起床時間も、
弛まぬ弁当作りも。
飽く迄、
唯一の対象に向けた想いに、
他ならない。
けれども。
一時的に。
注ぐ想いを、
局所へ、
集中する事は。
一方で。
失われ、
薄まる想いの存在も、
保証する。
更なる早起き。
情熱。
集中力。
此の反動は。
きっと、
週末の疲労感として、
俺へ、
牙を剥くに違いない。
「少し高い苺を買ったんだよ♪」
「食べてくれるかな?」
「足りると思う?」
娘の、
初めてのお弁当に。
有りっ丈の想いを、
注いで終う姫を。
咎める事など出来ないけれど。
----------
References
Jun.03 2006, 「毒味役が必要でしょうか」
↑Enpituの投票ボタン(おまけ情報付)
03月06日(火)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ
[4]エンピツに戻る