ID:27426
雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■邪気が無いから無邪気でしょうか
邪気が在ったかと、
問えば。

皆無だと、
言い切れるのだ。


眼前の、
幸福を噛み締めながら。

祝宴に、
舌鼓を打って居た筈のだ。






けれども。





陰が在ってこその、
陽なのだと。

純白は、
黒にこそ映えるのだと。


御嬢は。

俺を相手に、
遊んで居るのかも知れない。






僅か数時間前に得た、
伴侶の横で。
















 「また逢いましょうね。」


何時もの、
人当たりの良さを発揮し。

挨拶に回る御嬢が。












 「また逢いましょうね。」

 「そんな瞳で。」
 「見ちゃいけないんじゃないの?」

 「ふふ。」


俺の前では。

意味深な、
笑みを置いて去る。














確かに。



立場は。

再び、
対等に成ったけれど。





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References
 Oct.13 2006, 「想いの派生が育みましたか」






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12月24日(日)
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