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雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■三度の記憶でも蘇るのですか
抉る様に、
痛め付ける力が。
飛躍的に、
高められて行くのを、
感じた刻。
僅か、
三回切りの姿にも、
関わらず。
数を重ねる毎に、
着実に。
想いに巣喰う痛みは、
漸増し。
一度足りとも。
其の痛みは、
同じ強度に留まる事は無かった。
奇しくも。
三度とも、
同じ時刻に流れる景色。
何故に、
今更痛むのだ。
全て、
千切って捨て去った筈なのに。
南下する新幹線の、
其の車中で。
痛みを抱えながら。
痛みの因とは。
別の人に、
逢いに行く。
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12月23日(土)
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