ID:27426
雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■三度の記憶でも蘇るのですか
抉る様に、
痛め付ける力が。

飛躍的に、
高められて行くのを、
感じた刻。




僅か、
三回切りの姿にも、
関わらず。



数を重ねる毎に、
着実に。

想いに巣喰う痛みは、
漸増し。


一度足りとも。

其の痛みは、
同じ強度に留まる事は無かった。













奇しくも。

三度とも、
同じ時刻に流れる景色。

















何故に、
今更痛むのだ。

全て、
千切って捨て去った筈なのに。


















南下する新幹線の、
其の車中で。

痛みを抱えながら。





痛みの因とは。

別の人に、
逢いに行く。






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12月23日(土)
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