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雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■核足る想いは言えぬのでしょうか
果たして、
如何なる理由を以て。
大切な想いを、
伝えず。
自身に、
貯蔵するのだろうか。
時機や、
手段を、
欠くのかも知れない。
内容や、
対象が、
不的確なのかも知れない。
或いは。
互いの関係と、
互いの能力不足が。
伝達を望む想いの、
其の正確性を、
損なうからかも知れない。
何方かと問えば。
否定的な理由が、
其処に並び勝ちだけれど。
本当は。
真に響く、
掛け替えの無い、
想い故に。
誰にも触れさせず。
唯、
心の奥底に、
沈め。
自身の芯に供えたいと、
希うからなのだ。
何時の間にか。
「大切にしたいものって。」
「心の深いところにしまっておきたい。」
「こんな遣り取りも?」
「ええ。」
俺の知らぬ、
俺の息遣いを。
坂の街の人は。
そっと、
奥底に閉じ込めて居た。
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References
Nov.28 2006, 「離れて居ても見える物でしょうか」
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12月16日(土)
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