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雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■責めた事が在ったでしょうか
互いの間に定めた、
規範を、
犯して終ったとしても。
其の、
相手の失策を、
そっと陰から補完する事も。
至極当然だ。
けれども。
其処に、
双方向の想いが無ければ。
結局は、
成立しない。
然もなくば。
何方の手段を、
用いたとしても。
気付きと、
注意の喚起は、
自身への断罪と受け取られ。
そして、
失策は非難されたと、
感知されるのだ。
「私はちゃんとやってます。」
俺の言葉を、
非難と断罪としか受け取らず。
頑なに、
正当性のみを主張する姫は。
遂に。
毎夜の乾杯の瞬間をも、
俺から奪った。
唯一、
互いを労う習慣を。
俺に許されて居た筈の、
癒しの時を。
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12月14日(木)
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