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雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■息吹の喜悦を忘れて居ませんか
新たに産まれ出ずる、
生の息吹に。

如何なる不幸も、
差し挟む余地は無いのだ。



人が生を得る、
其の慶事に。

幸福以外の何者も、
在らぬのだ。






けれども。




時として、
人は。

其処に、
数多の都合を持ち込み。



芯の想いへ、
傷を、
負わせて終う。












何が在ったのか。

其れは、
一度も聞けずに居るけれど。


過去の破綻の因は、
家に在ると。

嘗て、
姫は口にした。












 「雅子様も。」
 「これでほっとするね。」


姫らしい言い回しと、
其の背景に。

ふと、
想いを巡らす。










確かに、
息吹の本質は。

繋ぐ事に、
他ならないのだけれど。






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09月06日(水)
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