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雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■同じ振る舞いでしょうか
其の、
立ち居振舞いが。
寸分違わぬ、
同一の物であっても。
其処に込める、
想いや、
意志や、
目的が異なれば。
其の振る舞いは、
飽く迄、
異なる物に成るのだ。
其れ故に。
如何なる意図が、
其処に、
宿されて在るのか。
其の一点を。
丁寧に、
丁寧に、
探り当てて行くのだけれど。
向きを、
入れ替えれば。
立ち居振舞いが。
寸分違わぬ、
同一の物であっても。
許容出来る物と、
出来ぬ物が。
其処には、
存在するに違いない。
「今日も上手に。」
「股を大きく開いてたんだってよ?」
「男の前で。」
保育園からの報告に。
姫は、
瞳を輝かせ。
「私も負けない位に開くんだからね!」
「男の前で開ける?」
娘に後れを取る物かと。
姫は、
更に瞳を輝かす。
意味も分からず、
開く股と。
理解した上で開く、
其の股と。
月と鼈程に、
違いが在ると言うのに。
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09月05日(火)
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