ID:27426
雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■其の画は望める画でしょうか
丁寧に、
丁寧に、
想いを贈り。

深く、
深く、
互いに侵食する事で。



未だ、
自身には魅せぬ、
其の姿を。

初めて、
得られるのだけれど。





一方で。

未だに魅せぬ、
其の姿は。



決して、
手の届かぬ領域の存在を、
時に、
暗示する。














藍の浴衣。

短い髪。




自身の知らぬ其の姿を、
何時か、
眼前に獲りたいと。

其の時を、
想い浮かべながら。









其の、
笑顔の先や。

背景の、
門扉の内には。


決して踏み込めぬのだと。

想いと、
嫉妬を、
飲み込んだ。














丘の上の人から贈られた、
母と、
息子の姿と。




 「もっと早くに。」
 「声掛けてくれれば良かったのに。」


そして、
初めて逢った時の、
其の言葉が。











交互に木霊する。





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References
 Aug.02 2006, 「何方が非ずに相当するのですか」
 Mar.10 2006, 「一歩目は何処に在るのでしょうか」






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08月17日(木)
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