ID:27426
雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■其の変調は戒めの標でしょうか
遠く、
遠く、
互いを隔てる障壁は。
常に、
互いの手が触れ逢う事を。
許してはくれぬから。
せめて。
互いに触れる事を許された、
刹那には。
互いの間隙を、
出来る限り排除したいと、
希うのだろうか。
自身の到達へ、
直接、
接触可能な様にと。
相手の到達を、
直接、
感知可能な様にと。
偽りの説得を、
礎に。
薄膜が、
互いを隔てずに済む、
其の周期を。
見計らっては。
互いの距離を、
埋めに、
現れるのだ。
快楽と言う、
欲望を。
上手に、
隠した振りをして。
「始まっちゃったみたい。」
「ごめんね。」
計画の破綻と同時に贈られる、
謝罪の言葉が。
身勝手な欲望へ向けられた、
厳しい皮肉の様に、
木霊した。
謝る理由など、
何処にも無いのに。
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References
Jul.18 2006, 「初心の様に戯れるのでしょうか」
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07月28日(金)
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