ID:27426
雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■例外を認めた上での道でしょうか
決して、
其れは相手自身では無く。

相手の放つ、
音に過ぎないから。


届く音の真偽など。

飽く迄、
受け手の恣意に満ち溢れた想いに、
他ならないのに。




何故に。


其の言葉を、
本心と、
想い込んだのだろう。








其の、
特別に想う空間では。

一糸も纏わぬ、
お互いを、
魅せ逢うのだと。


強く誓い、
希って居た故に。



其の言葉に。

信を、
感知して了ったのか。





其れとも。





背信と、
制約と、
背負うべき責めを前提に。

初めて、
成立すると言う事を。


互いの想いを、
互いが、
呑み込んだ時点で。

覚悟の上で、
受け容れたのだと。



疑心に。
違和感に。

勝手に蓋をした故なのか。












想いが、
想いで在る以上。


決して。

其の言葉が、
本心で在る筈は無いのだ。




想いが、
想いで在る以上。


決して。

激しい痛みを、
内包せずには在り得ないのだ。




















 「奥さんとしないの?」

 「何で?」


唇を重ねながら。

耳に届いた、
其の違和感が。







 「小坊主を思いながら抱かれるのは結構辛い。」
 「奥さんとなら許すって言ったけど、嘘よ。」


三カ月以上の時を経て。

やっと、
本来の姿に戻った。





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References
 Jun.23 2006, 「触れずに辿り着けるのですか」
 Apr.03 2006, 「狂えば此の掌に掬えるでしょうか」
 Mar.10 2006, 「一歩目は何処に在るのでしょうか」






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06月26日(月)
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