ID:27426
雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■満を持した崩壊でしょうか
眼前に一つ、
基準と成る壁を、
築き。

其の境界を、
頑なに、
護り続ける事。



其の、
自身を律する想いこそが。


想いが、
臨界に達し、
遷移し、
圧潰して終う事から。

逃れる為の、
其の術なのだと。




本能的に、
知って居るのかも知れない。







其れ故に。


壁の上へ、
更に、
一条の有刺鉄線を張り。

自律に加えて、
痛覚でも、
自身を戒めるのだけれど。











抑も。



想いは、
其の痛みを乗り越え。

想いは、
其の壁を形骸化する物に、
他ならないのだ。
















 「後戻り出来ないね。」
 「お泊まりしちゃったら。」



自身を委ねた、
歯止の、
其の壁は。

自身を律する壁の様に、
振る舞うけれど。










其の想いに、
辿り着いた時点で。







 「そうかな。」
 「もう戻れないんじゃ無いの?」


壁の役目など、
既に、
失って居るんだよ。

きっと。





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References
 Jun.10 2006, 「間合いを謀って居るのでしょうか」






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06月22日(木)
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