ID:27426
雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
[165236hit]

■共通項には値しないのでしょうか
一つ、
一つ、
刻み付けるかの様に。


重ね、
交わした、
想いの数だけ。

共有可能な、
痕跡が、
互いの内に宿された時。




一つ、
一つ、
刻まれた記憶の。

其の深さは。


如何に、
規定されるのだろうか。








何れ程、
寸分違わぬ痕跡を、
共有しようと。



互いに刻まれた痕跡の、
深さ迄、
寸分違わぬとは。

決して、
想わないけれど。
















印象深き筈の、
其の、
日付を。


一方は、
片時も無く内に秘め。

他方は、
一欠片も持ち合わせなかった。








俺は、
忘れて居たのだ。















敵と成り、
味方と成り、
互いを支え続けた、
其の黒猫を。


 「もしもしぃ。」
 「そうだよ。」
 「四歳でしょ。」
 「元気にしてるの?」


姫と、
姫の息子が。
祝う迄。





----------
References
 May.13 2005, 「俺より想いが深い日なのですか」
 May.27 2004, 「二人の子供の心算でしょうか」
 Apr.10 2004, 「対抗すべき脅威の対象でしょうか」
 Feb.19 2004, 「至福の時間を奪うのですか」






↑Enpituの投票ボタン(おまけ情報付)
05月13日(土)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ

[4]エンピツに戻る