ID:27426
雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■団子よりも花でしょうか
確かに。


其の、
選り好みの本能は。

産まれながらに、
其の身に、
備わって居るかも知れないけれど。





其の、
選択の本能よりも。



自身の、
生命機能を維持する、
本能の方が。

上位に、
位置されるのでは無いだろうか。











自身が、
存在し続ける為に。

今、
優先されるべきは。



決して、
色では無い筈なのに。














 「小坊主!」
 「今日は沢山飲んだってよ!」

 「おお。」
 「良かったじゃない。」



帰宅直後。

姫から伝わる、
娘の一日の様子に、
安堵したのは。



束の間の一瞬で。
















 「今日はね。」
 「男の先生からミルクもらったんだって。」

 「姫。」
 「それどう言う事?」

 「女の先生より男だよねー。」
 「だから何時もより沢山飲んだんだよねー。」



流石は我が娘と。

姫は、
悪戯っぽい瞳で、
俺を煽り。










姫の問い掛けに、
同意する様に。

娘は、
俺へ一瞥をくれる。





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References
 Dec.13 2005, 「甘えて居ないでしょうか」






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05月10日(水)
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