ID:27426
雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■幅の存在を忘れて終いましたか
中心に据えられた、
一本の、
細い曲線には。

想いを、
惑わされぬ様にと。


常に、
心掛けるのだけれど。



其れでも。

時として、
自身は、
激しく揺らされるのだ。










僅かに、
相違を有した存在が。

多種多様に、
分布して居るに違いないから。



寸分違わぬ存在など。

決して、
一つとして無いのだから。




其処に、
記されて在るのは。

一本の、
細い曲線では無くて。


飽く迄。

拡がりを有する帯に、
他ならないのに。

















 「ちゃんと出るのに。」
 「上手に奥までくわえられないんだね。」



少しばかり。

娘の体重増加が、
鈍い事を。


姫は、
気に病むけれど。













 「姫のは大きいから。」
 「俺だってちゃんと吸えなかったよ?」

 「あのさ。」
 「馬鹿じゃないの?」



慌てず、
焦らず、
笑顔を絶やさぬ事の方が、
大切だと。

日頃から、
力説して居るのは。



姫の方じゃ無かった?






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03月04日(土)
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