ID:27426
雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■糸を結えた証拠では無いのですか
恰も、
止まって居る様に見えて。
時も。
人も。
其の流れを留める事は、
本当は、
無いのだから。
何方かと問えば。
寧ろ。
傍らに近付き在る事こそ、
特異的なのだ。
其れ故に。
留まる事無く、
常に揺り動き続ける、
個と、
個へ。
例え、
細くとも。
一本の糸の、
両端を、
結い逢わせる事が。
肝要なのかも知れない。
遠く、
遠く、
離れた街で。
元気に、
過ごし行ける理由は。
変化と。
そして、
安定で。
其の、
何方が欠けても。
想いは、
成立しないのだ。
淋しい気持ちは。
常に、
傍らに置いて居ます。
自身に感知される、
寂寥感こそ。
丁寧に、
丁寧に、
糸を結い逢わせた、
証拠で。
離別の辛さが、
無い事こそ。
辛い事の様な気は、
しませんか。
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Background
槙原敬之 " 遠く遠く "
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03月01日(水)
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