ID:27426
雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■既に亡者なのでしょうか
頑なな感情を。

緩め融かす、
其の手段として。


御機嫌取りの、
金品を。

時に、
人は用いるけれど。




飽く迄、
其の感情は。

自身から、
内発的に生じた変化では、
無いのだ。






其れ故に。



時に。

刺激への、
常習的な依存を生じて。


或いは。

刺激に因り、
想いを深く惑わされて。




自身を、
見失って終うのだろうか。












例え。

紛れも無く、
俺の発した言葉でも。


交渉の妥結など、
決して、
本意では無いのに。







 「此の仕事終わったら貰える三万円。」
 「御前さんの御小遣いにしてあげるからさぁ。」


泣き止まぬ、
娘の姿に音を上げて。

思わず発した俺の言葉に、
応じて。



娘は、
一瞬にして泣き止み。





 「あはははは!」
 「間違いなく私の子だよ!!」


代わりに。

姫が、
大きな声を上げるのだ。






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02月26日(日)
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