ID:27426
雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■既に闘って居るのでしょうか
例え、
僅か数日で在っても。

其処には、
個が、
息づいて居るから。



個と、
個の、
間隙には。

一定の環境が、
創り上げられるのだろうか。







例え、
僅かな能力で在っても。

想いを贈る機能は、
自身に、
備わって居るから。



互いの間に。

一定の関係を、
築き上げる事が出来るのだろうか。









もしかしたら。





此の手からは、
既に零れ落ちて終ったかも知れぬ、
独特の能力で。



産まれ立ての、
互いを。

順位付けして居るのかも知れない。













 「お利口な娘だよ。」
 「夜泣きもあんまりしないし。」

 「それは良かったね。」



 「それに。」
 「他の赤ちゃんが泣くと。」

 「泣くと?」



 「『ひゃっ。』とか『ふんっ。』とか言って。」
 「にやって笑うんだよ♪」

 「確かにお利口ね・・・」




我が娘が、
一番強そうだと。

姫は、
嬉しそうに口にする。












誰に似て終ったのかな。






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02月07日(火)
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