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雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■善悪は二の次でしょうか
獲るか、
採るか。
其の背景が、
此の身に、
色濃く宿る故か。
其れとも。
個々を超えた能力を、
欲する時に。
自然と生じる、
本能的な行動故か。
同一と言う言葉は。
確かに、
自身の背を、
強く押すのだけれど。
飽く迄。
個に在る価値基準を、
尊重し。
基準の似通った個を、
同一と、
見なして居るだけで。
唯、
闇雲に。
個より、
多が、
優れる訳では無いのだ。
「同じだね!」
姫の、
其の言葉は。
自身を、
絡め取る物で在って。
断じて、
背を押す物では無い。
「松居一代と船越英一郎の所も。」
「一緒なんだよ!」
「何が?」
「船越英一郎が家で仕事していると。」
「『ねんねん!』『ねんねん!』って。」
「松居一代が添い寝させるんだってよ!」
得意気に。
自分の正当性を、
姫は、
主張するけれど。
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References
Aug.12 2005, 「胎児が言わせる言葉でしょうか」
Aug.13 2005, 「拍子が乱れて居るのでしょうか」
12月23日(金)
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