ID:27426
雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■快適には成りませんか
自身に注ぐ光が。

一つ、
一つ、
失われ行く様に。


自身の羽根が。

一つ、
一つ、
もがれ行く様に。



意思如何に因らず、
強制的に、
縄張を失うとしたら。





日々。

そんな想いを抱く事など、
皆無だけれど。








好むとも、
好まざるとも。

現実に、
狭められつつ在る、
世界を。


目の当たりにすれば。



少しは。

自身の今に、
感謝を抱くのだろうか。













僅かでも。

世界の狭まりを、
堰き止めたかっただけなのに。




側面を、
視点を、
入れ替えれば。

世界は狭まるのだ。











 「これでますます。」
 「家庭内別居が進んじゃうね・・・」


姫は。

俺とは違う視線で、
事を観る。













横に成らざるを得ない姫が、
退屈しない様にと。

寝室の、
テレビの線を、
繋いだ心算だったんだけれどな。
12月20日(火)
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