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雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■焦る姿は滑稽でしょうか
自身を、
移し採る様に。
或いは、
削り取る様に。
貴重な時を懸け、
貴重な技術を注いで、
共に、
進み行くのだから。
導きには。
非常に多くの想いが、
煮詰められて居る。
其れ故に。
削り取る様に、
自身を注げぬ相手など。
所詮、
軽微な対象なのだ。
相手を想うからこそ。
相手に足りぬ、
経験や、
技術を、
自ら提供して。
相手の支え足る自身を、
築き上げるのでは無いのだろうか。
不安な想いや、
臆病な想いに、
何れ程、
駆られて居るか。
想像すらせぬ相手に、
半ば、
失望をする。
配慮出来ないのだろうか。
「此の産婦人科って。」
「妊婦教室もやってるの?」
「通うの?」
「一緒に通わなくて良いの?」
「小坊主だけ通うべきだって。」
「みんなで笑ってるよ?」
姫は、
全てを笑いにして。
俺の不安で、
遊んで居るのかも知れない。
09月18日(日)
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